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羽生、初の4回転4本も2位 とっさの判断「シミュレーションもしていなかった」

フリー1位に躍り出た羽生の得点が、SPとの合計で頂点に届かなかった。わずかなミスが命取りになる現状は、時代を牽引(けんいん)してきた五輪金メダリストにも容赦なかった。

 「正直、勝ちたかった」。表彰台で自分より上に立つチェンの姿を見て、負けず嫌いの血がメラメラとわき起こった。

 冒頭の4回転ループ、さらに練習で不調だった4回転サルコーを立て続けてに成功。もう一つの4回転サルコーが2回転にとどまったときも、冷静だった。3本目の4回転トーループを跳び終えた時点で、予定の4回転はもうなかった。しかし、まだ体力に余裕があったという羽生はジャンプ構成を変えて、再び4回転-2回転の連続トーループに挑戦。「シミュレーションもしていなかった」というとっさの判断で、自身初となるフリーで4本の4回転を成功させた。

 史上初の4連覇を果たした昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルでは、演技後半に跳んだジャンプがリンクの同じ場所に偏っていた。大会中の予想外の体重増加でスタミナを消耗したことが要因に考えられた。今大会では体調管理を徹底。演技の完成度を高めるため、ジャンプの場所にも意識を集中させた。

 荒々しく息を吐いて終えた演技は、堂々の206・67点。それでも合計で負けたのはSPでの失敗が響いたからだ。「さらに練習を積んで、もっとうまくならないといけない」。多少のミスがあっても勝てるほどの差はもうない。連覇へ宿題を持ち帰る五輪プレ大会となった。

(産経ニュース)

 

4回転4本は正直すごい・・・

SPでの失敗がなければねー・・・

この子は今後も伸びそうだよね

世界をおどろかせてくれることを期待してます!