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スマイルジャパンの快挙に続け!! ジャパンの名称は多種多様 活躍してこそ定着も

アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」が2月12日、来年開催される平昌五輪出場を決めた。日本勢で出場一番乗りである。

 まさに、日本国民を笑顔にする快挙を成し遂げた“スマイルジャパン”だが、チームの愛称に決まったのは約3年前。日本アイスホッケー連盟によると、「2014年ソチ五輪を前に、いくつかの候補の中から、選手たちが選んだ」とか。あまり、アイスホッケーの話題が上ることがなかったせいで、日の目を見ることはなかったが、五輪切符を手にした選手たちの顔にスマイルが弾けた。

 ジャパンといえば、サッカー日本代表の監督を取ったものが有名だ。今の代表は、ハリルホジッチ監督のため、名前の一部をとって、ハリル・ジャパンである。過去には、トルシエ・ジャパン、ジーコ・ジャパンなどもあった。しかし、これはあくまで各メディアが名付けているもので、日本サッカー協会の公式愛称は「SAMURAI BLUE」。だが、これはファンの間でもなじみがない。

 これに対し、女子サッカーでは、協会の公式愛称でもある「なでしこジャパン」がすっかり定着している。「なでしこ」に決まったのは女子サッカーが注目された2004年。当時、強豪の北朝鮮を撃破し、アテネ五輪出場を獲得して、ブームが湧き起こった。この機運に乗じて、協会が公募したところ、約2700通が集まり、審査を経て「なでしこジャパン」に決まった。
なでしこジャパン」は五輪などでの選手の活躍もあって知名度を上げ続け、ワールドカップ(W杯)を制した2011年には新語・流行語大賞にも選ばれた。数ある「○○ジャパン」の中では最も有名になったものの一つだろう。

 野球の日本代表「侍ジャパン」は、定着していそうで、いなさそうな微妙な位置にある。09年に開催された野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に際し、「SAMURAI JAPAN」を愛称としたが、日本ホッケー協会から“待った”がかかった。

 同協会が08年、北京五輪を前にホッケー男子日本代表の愛称を「さむらいJAPAN」で商標登録していたのだ。ホッケー側が正式に抗議文を提出するなどの騒ぎになったが、野球側も取り下げることなく、「侍ジャパン」で現在に至っている。ホッケー側も公式ホームページには「サムライジャパン」と堂々と表記。ただ、小久保裕紀監督の名前から「小久保ジャパン」とするメディアも少なくない。

 ちなみに、ホッケー女子日本代表は「桜ジャパン」。だが、こちらも、紛らわしい例がある。ラグビー男子日本代表の愛称は「チェリーブロッサムズ(Cherry Blossoms)」で、日本語だと「桜の花」になる。昨年夏のリオデジャネイロ五輪に出場した7人制女子日本代表は「サクラセブンズ」で、カタカナであれ、英語であれ「桜」がかぶってしまう。
バスケットボール日本代表は男女共通の愛称として「隼(はやぶさ)ジャパン」を使用していたが、昨年、「AKATSUKI FIVE(アカツキファイブ)」に変更した。バレーボール女子日本代表は09年、愛称を公募した結果、「火の鳥NIPPON」を使用している。こちらも微妙な位置だ。ほかにも、水球の「ポセイドン・ジャパン」などがあるが、いずれも“市民権”を得ているとは言い難い。

 かつて、国鉄が分割民営化された際、JR東日本が、それまでの「国電」の愛称を「E電」に変更させた。ところが、一般利用者の間で「E電」が定着することはなかった。

 「○○ジャパン」ばやりの今日だが、協会や連盟などが公式に決めても、選手が活躍してファンの支持を得られない限り、定着するのは難しい。果たして「スマイル・ジャパン」はどうか-。

 

 

スマイルジャパンいいねー!

正直「○○ジャパン」多すぎてどれがなんの競技だかわかんなくなってきました(笑)